マルハニチログループのグローバルネットワークを活かした
バリューチェーンからの仕入れはもちろん、
国内外で信頼関係を築いてきた取引先とのネットワークを活用し、
世界中からプロの目利きで厳選して、良質な水産物を調達します。
「世界ナンバーワン水産会社」として国連食糧農業機関(FAO)が指定する
主要な漁獲海域すべてから水産物を調達しているネットワークは、
マルハニチログループの強みです。
海外から蓄養マグロを輸入する場合は、年に数回、台湾を訪問し、
生産管理の指導から加工凍結作業などを、船主とコミュニケーションを密にとり、
常に商品の品質を見極めながら買い付けます。
マルハニチロでは、2010年に民間企業として初めてクロマグロの完全養殖に成功しており、
2015年6月から商業出荷を開始。
自社グループの力を駆使した、独自の原料調達力も強みとなっています。
2020年には、MSC、ASC認証の原料を扱うことができる、CoC認証を取得しました。
またマルハニチロオーシャンでは、業界では希少な一船買いも行っていることも特長です。
はえ縄漁船が一航海で釣り上げた全ての魚を仕入れる「一船買い」で買い付けます。
信頼できる漁船から直接買い付けることで、良質なマグロを確保。
買い付けたマグロはすべて船名で管理し、履歴の明確なマグロを原料としています。
船主や漁船に関する知識、凍結状態を見極めて、
延縄船の船10隻以上と一船買いの契約を交わしています